水回りの床材(クッションフロア・フロアタイル)とは
みずまわりのゆかざいくっしょんふろあふろあたいる
洗面・トイレはシート系床材が実用最強。フローリング直敷きは後悔も。
水回りの床材(クッションフロア・フロアタイル)は、「木の床では水に負ける場所」の実用解です。洗面・脱衣・トイレの床は、水はね・洗剤・湿気の最前線——意匠より耐水と掃除性で選ぶのが、10年後にきれいな水回りの条件です。
2大素材の性格
- クッションフロア(CF): 塩ビのシート。水に最強・安価・柔らかい(音も優しい)。デザインは木目・タイル柄など豊富に進化中。凹み跡(家具)と質感の「シート感」が弱点
- フロアタイル: 硬質塩ビのタイル。質感が高く傷に強い——見せる洗面(造作洗面の項参照)や玄関土間風の演出に。目地から水が入り得る点と価格はCFに譲ります
- 木質フローリングを水回りに使う場合は「水染み・膨れは味と割り切る」覚悟とセットで(床材の項参照)
場所別の定石
- トイレ: CF一択級(アンモニアに強く、丸洗い感覚で拭ける)。巾木も樹脂系にすると完璧です
- 洗面・脱衣: CFかフロアタイル。洗濯機の防水パン周りの掃除性も考慮(洗濯機の項参照)
- キッチン: LDKの床と連続させる意匠優先も多い——その場合はマット・コーティングで部分防御を
- 2階のトイレ・洗面も同じ考え方で
選び方の実務
- 柄合わせ: 隣接する居室のフローリングと色調を揃えると、素材が切り替わっても違和感が出ません(内装の色の項参照)
- 張り替えやすさもCF系の美点——10〜15年で気軽に更新できる「消耗品の床」と捉えると、水回りの床選びは気楽になります
- ペット・介護の家庭は居室への採用も有力です(滑りにくさ・掃除性。それぞれ別項参照)
「全室同じ床」より「場所の仕事に合う床」。水回りの床の割り切りは、家全体の掃除ストレスを静かに減らします。
よくある質問
Q.洗面所の床は何を選べばいいですか?
A.水に強く掃除が楽なクッションフロア(CF)かフロアタイルが定番です。木質フローリングは水染み・膨れのリスクがあり、水回りではデザイン優先の選択になります。「洗面・脱衣・トイレはCF系、居室は木質」の使い分けが実用の定石です。
Q.クッションフロアとフロアタイルはどう違いますか?
A.CFはシート状で安価・柔らかく水に最強、フロアタイルは硬質で質感が高く傷に強い(目地に水が入り得る点はCFに譲る)。価格はCF<フロアタイル。トイレ・脱衣はCF、見せる洗面や店舗風の質感ならフロアタイル、が使い分けの目安です。
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