押入れとクローゼットの違い(布団収納)とは
おしいれとくろーぜっとのちがいふとんしゅうのう
布団をしまうなら押入れ寸法が必要。奥行きの使い分けが本質。
押入れとクローゼットの違いは、奥行きです。押入れは約75〜80cm(布団のサイズ)、クローゼットは約60cm(ハンガーの服)。この15cmの差が「何をしまえるか」を分けます——寝具が布団派か、大物があるかで、わが家に押入れ寸法が必要かが決まります。
寸法の違いと役割
- 押入れ(奥行き75〜80cm): 三つ折り布団がぴったり収まる寸法。中段(高さ約70cmで上下分割)+枕棚の構成は、布団・大物収納として完成された型です
- クローゼット(奥行き60cm): ハンガーの服の肩幅に最適。服の収納はこちらが正解で、押入れに服を掛けると奥がデッドスペースに
- つまり——「深い収納」と「浅い収納」は別の道具。どちらが優れているかではなく、しまう物で使い分けます
わが家に押入れ寸法は必要か
- 必要度が高い: 布団で寝る家庭/来客用布団がある/節句人形・季節家電・スーツケースなど大物が多い
- 不要かも: 全員ベッド+来客布団なし+大物レンタル派——この場合は全収納をクローゼット寸法+可動棚で回す方が効率的です
- 中間解: 1か所だけ押入れ寸法(和室や納戸に)を確保し、残りは60cm——多くの家庭の現実解です
現代風のアップデート
- 押入れの襖を引き戸・ロールスクリーンに変えれば、洋室にも馴染みます(扉の項参照)
- 中段を可動化(可動棚レール)すると、布団以外への転用も自在に
- 湿気対策: 布団収納はすのこ+壁から離す+時々開放が基本。外壁面の押入れは結露・カビの注意スポットです(カビの項参照)
- 布団派でも「敷きっぱなしにしない」なら、毎日の上げ下ろし動線(寝室と押入れの距離)まで設計を
収納計画の言葉で言えば、押入れは「深物専用倉庫」。布団と大物のリストを作ってから、必要な「深さ」を決める——それだけで、押入れ問題は迷いなく決着します。
よくある質問
Q.布団はクローゼットにしまえますか?
A.奥行き60cmの標準クローゼットに三つ折りの敷布団は収まりにくく、無理に押し込むと出し入れが苦行になります。布団派の家庭は、奥行き75〜80cmの「押入れ寸法」の収納を1か所は確保してください。来客用布団も同様です。
Q.押入れは古くさい気がします。現代の家に必要ですか?
A.名前でなく「奥行き75cmの深い収納」と捉えてください。布団のほか、五月人形・ひな人形・扇風機・ストーブ・スーツケースなど「大きくて深さが要る物」の置き場として、1か所あると家全体の収納が回ります。中段+枕棚の古典構成は、実は収納工学的に完成度が高いのです。
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