洗濯機と家の設計(ドラム式・防水パン)とは
せんたくきといえのせっけいどらむしき
ドラム式は搬入・扉の開きが鬼門。防水パンと蛇口の高さも確認。
洗濯機と家の設計は、「ドラム式が入らない・扉がぶつかる・蛇口が低い」という入居後の悲劇を防ぐテーマです。洗濯機は今や幅・奥行き70cm級の大型家電——「あとで選ぶ」のではなく、機種を想定して家を設計する時代です。
設計段階で確認する5点
- ① 搬入経路: 玄関・廊下・脱衣室入口の有効幅65cm以上(本体+手の余裕)。曲がり角も要チェック
- ② 設置スペース: 本体+左右の隙間+扉の開閉スペース。ドラム式は扉が前に大きく開きます(左開き/右開きの選択は壁との関係で決まる——動線に合わせて開き勝手を指定)
- ③ 防水パンと排水: 大型対応サイズ(64cm角以上)か、パンなしの直置き+排水トラップか。掃除のしやすさも含めて方針を
- ④ 蛇口の高さ: 本体が高いドラム式・縦型大容量は、蛇口位置が低いと設置不可。壁ピタ水栓や高めの位置指定で回避
- ⑤ コンセントとアース: 本体上部の位置に。乾燥機能を使うなら容量も確認
「乾燥」まで含めた計画
- ドラム式(洗濯乾燥一体): 干す家事が消える時短の主役。ヒートポンプ式なら電気代も穏やか
- 縦型+ガス乾燥機(乾太くん): 乾燥力最強の組み合わせ(別項参照)。設置スペースと排湿管の計画が別途必要
- どちらでも、物干しスペース(ランドリールーム)は保険として確保が現実的(乾燥機に入れられない衣類は必ずあります)
将来の買い替えも見据える
洗濯機の寿命は7〜10年。「今の機種ぴったり」でなく「一回り大きい機種でも入る」寸法で設計しておくと、10年後の買い替えで泣きません。使いたい機種の品番を設計者に伝える——このひと言が、洗濯まわりの後悔をほぼゼロにします。
よくある質問
Q.ドラム式が入らない家があるって本当ですか?
A.本当です。ドラム式は幅・奥行き70cm前後+ドアの開閉スペースが必要で、廊下・脱衣室入口の幅、防水パンのサイズ、蛇口の高さのどれかで引っかかる事例が多発しています。新築なら「使いたい洗濯機の品番」を設計者に伝えて寸法から設計してもらいましょう。
Q.ドラム式と縦型+乾太くん、どちらがいいですか?
A.乾燥の仕上がりと速さは乾太くん(ガス)が上、設置と手軽さはドラム式が上です。ガス併用住宅で洗濯量が多い家庭は縦型+乾太くん、オール電化やスペース重視ならドラム式が定石です。どちらも「干す家事を消す」という目的は同じです。
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