部屋数の決め方(3LDKか4LDKか)とは
へやすうのきめかたさんえるでぃーけー
「子ども1人1室+予備」の思い込みを外すと、広く安く住める。
部屋数の決め方は、「子ども1人1室+客間+予備=4LDK」という昭和の公式を疑うところから始まります。部屋を1つ増やすコストは150〜250万円+他の部屋の狭さ。「何LDKか」ではなく「誰が・何を・週何回するか」から逆算すると、たいてい部屋数は減り、暮らしの質は上がります。
部屋数の考え方(逆算式)
- 寝る場所: 夫婦の寝室+子どもの個室(必要になる時期は10歳前後〜。可変間取りの項参照)
- 働く・学ぶ場所: 在宅勤務の頻度で「独立書斎(2〜3帖)」か「コーナーで足りる」かが分かれる
- 客間: 年に何回泊まりますか? 年数回なら、リビング続きの畳コーナー兼用で十分(和室の項参照)
- 予備の部屋: 用途を言えない部屋は物置になります。「とりあえず」は作らない
3LDKと4LDKの実際
- 30坪で4LDKにすると、1室あたりが痩せます(LDK14帖+4.5帖×3など)
- 同じ30坪の3LDKなら、LDK18帖+収納充実+可変の大部屋——部屋数を減らすと、家全体が広くなる
- 子ども2人でも「仕切れる大部屋」で3LDK運用が可能(子ども部屋の項参照)
家族構成別の現実解
- 夫婦+子1人: 3LDK(1室は可変・多目的)
- 夫婦+子2人: 3LDK(大部屋可変)か4LDK(各室コンパクト)の二択。兄弟の性別・年齢差で判断
- 夫婦のみ: 2LDK+大きな収納・趣味スペースが快適(コンパクトな家の項参照)
迷ったときの検証法
候補の間取りで「全部の部屋の平日の使用時間」を書き出してください。1日30分未満の部屋が2つ以上あれば、統合・可変化の余地あり。部屋は「あると安心」ではなく「使ってこそ価値」——この視点が、同じ予算の家を一回り豊かにします。
よくある質問
Q.とりあえず4LDKにしておけば安心ですか?
A.「とりあえずの1部屋」は物置化の最有力候補です。部屋数を増やすと1室あたり150〜250万円+各室が狭くなる代償があります。「その部屋を週に何回使うか」を言えない部屋は、可変の大部屋や収納・LDKの広さに振り替える方が満足度は上がります。
Q.在宅勤務の部屋は必要ですか?
A.毎日在宅なら独立書斎(2〜3帖で成立)の価値は大きいです。週1〜2回なら寝室の一角やスタディコーナーで十分なことが多く、「こもる必要があるか(会議の頻度)」で判断するのがおすすめです。
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