上棟(棟上げ)とは
じょうとうむねあげ
柱や梁を組み上げ、屋根の一番高い部材まで架ける工事の節目。
上棟(棟上げ)は、柱・梁を組み上げ、屋根の一番高い部材「棟木」を架ける工事の節目です。木造軸組工法では朝から晩までの1〜2日で骨組みが一気に立ち上がる、家づくりで最も劇的な日。図面の中の家が、初めて実物の空間になります。
上棟日に起きること
- 早朝からクレーンと大工衆(応援含め5〜10人)が集結
- プレカット(工場加工済み)の柱・梁を、図面どおりに組み上げていく
- 夕方には棟木が上がり、屋根の輪郭まで完成。1日の変化量は全工程で最大です
- 上棟後は屋根の防水(ルーフィング)を最優先で施工し、雨から構造材を守ります
施主として味わうポイント
- 朝と夕方の2回見に行くと変化に感動できます(安全のため現場に近づく際は監督の指示に従って)
- 骨組みの状態は、構造材・金物・耐力壁の位置が見える唯一の期間。写真を多めに撮っておくと、将来のリフォーム時にも役立ちます
- 大工の棟梁との顔合わせの機会。「よろしくお願いします」の一言と飲み物の差し入れで十分です
上棟式はどうする?
- 現代は「式はせず、挨拶+差し入れのみ」が多数派。ご祝儀も必須ではありません
- 実施する場合の相場感: 棟梁1〜3万円・職人5千〜1万円+お土産、が伝統的な目安(地域差大)
- 会社によっては簡易な式(四隅のお清め)を無料で段取りしてくれます。営業担当に「皆さんどうされていますか」と聞くのが最も確実です
上棟が終わると、工程は屋根→外壁→断熱→内装へと進みます。以後の現場見学のマナーと差し入れ・近隣配慮は関連項目をどうぞ。
よくある質問
Q.上棟の日は見に行くべきですか?
A.強くおすすめします。朝は柱だけだった現場が、夕方には屋根の形まで立ち上がる、家づくりで最も劇的な一日です。職人さんへの挨拶もこの日が最良の機会。差し入れは飲み物程度で十分です(詳細は差し入れの項へ)。
Q.上棟式は必ずやるものですか?
A.近年は実施しない施主が半数以上で、やらなくても失礼にはあたりません。簡略化して「上棟の日に挨拶と飲み物の差し入れだけ」という形が最も多くなっています。地域の慣習が強い場合は営業担当に相場を聞くのが確実です。
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