カップボード(食器棚)・家電収納とは
かっぷぼーど
キッチン背面の収納。造り付けにするかは予算との相談。
カップボード(食器棚・家電収納)は、キッチン背面の収納一式です。キッチン本体に予算と注目が集まる陰で、実は調理の使い勝手はカップボード側が決めている——食器・家電・ストックの「しまう・使う」はすべて背面で起きるからです。キッチンとセットで、同時に設計しましょう。
構成の基本形
- カウンター型(下収納+天板): 天板が家電置き場+盛り付けスペースに。上部が空くので圧迫感がない。最も使いやすい基本形
- トール型(天井まで): 収納量最大。ただし中段の家電スペースの使い勝手と、天井までの一体感は圧迫感と裏腹
- セパレート型: カウンター+吊戸棚の組み合わせ。バランス型
設計チェックリスト
- 通路幅: キッチンとカップボードの間は90cm前後が基本(2人ですれ違うなら100〜110cm)。広すぎても振り返り動作が遠くなります
- 家電の実寸+放熱: 炊飯器・レンジ・トースター・ケトル・コーヒーメーカー。蒸気対策(スライド棚・蒸気排出ユニット)と、レンジの上部放熱スペースを確認
- コンセント: 家電の数+1口。炊飯器・ケトルの同時使用でブレーカーが落ちない回路分けも電気打ち合わせで
- ゴミ箱の定位置: カウンター下にゴミ箱スペースを確保するのが現代の定番。分別数×幅を測っておく
- 奥行き: 45cmが標準(食器と家電が収まり、通路を圧迫しない)
予算の考え方
キッチンメーカーの純正(15〜60万円)は面材が揃い一体感が出ます。コストを抑えるなら、下台のみ造作や置き家具+可動棚で後から育てる方式も。「全部を最初に完璧に」より、家電とゴミ箱の寸法だけは最初に確定——ここが後から動かせない急所です。
よくある質問
Q.カップボードは造り付けと置き家具、どちらがいいですか?
A.造り付けは耐震性・一体感・天井までの容量が魅力で15〜60万円。置き家具は安く、引っ越し・レイアウト変更に強い。長く住む前提の新築なら造り付け(またはキッチンメーカーの同シリーズ)を選ぶ人が多数派ですが、「家電の買い替えサイズが読めない」場合は一部をオープンにしておくのが安全です。
Q.炊飯器の蒸気対策はどうすればいいですか?
A.①蒸気排出ユニット付きのカップボードを選ぶ、②スライドテーブルに載せて使用時だけ引き出す、③蒸気レス炊飯器にする、の3案です。締め切った棚内での使用は棚板の劣化・カビの原因になるため、どれか一つは対策しておきましょう。
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