システムキッチン(対面・アイランド)とは
しすてむきっちん
キッチンの型と配置。人気は手元が隠せる対面型。
システムキッチンは、天板・シンク・コンロ・収納が一体設計されたキッチンです。選ぶことは実質2つ——「配置の型」と「グレード」。特に配置の型は間取りと一体で決まるため後から変えられません。憧れと日々の使い勝手を分けて考えるのが、後悔しないキッチン選びの出発点です。
配置の型(人気順)
- ペニンシュラ型(片側壁付けの対面): 現在の最多数派。対面の開放感と、面積・コストのバランスが良い
- アイランド型(完全独立): 開放感は最上級。ただし両側通路で+1帖、油はね・におい・丸見え対策が必須。「格好良さに毎日の片付けで応えられるか」が判断基準
- 壁付け型: リビング側の面積を最大化できる合理派。振り返れば配膳台という配置も工夫次第
- 独立(クローズド)型: においと散らかりを隔離。回帰人気があります(別項参照)
グレードで変わるところ・変わらないところ
- 価格差が出るのは天板(人工大理石→セラミック)・扉材・食洗機・水栓。同じメーカーの上位シリーズでも、箱の構造は大差ないことが多い
- 標準仕様のシリーズを基準に、差額の価値を1つずつ判断するのが賢い選び方(差額リストをもらいましょう)
- 「毎日触るもの」(水栓・引き出しレール・天板)への投資は満足度が高く、「見た目だけの装飾」は後悔しがち
決める順番
- ① 型(間取りと同時に)→ ② 通路幅・高さ(身長÷2+5cmが目安。別項参照)→ ③ ショールームでグレードと色 → ④ 食洗機・水栓などの中身
- 冷蔵庫・カップボードの位置と扉の開きはキッチン本体と同時に決めないと、動線が破綻します(関連項参照)
キッチンは家の中で最も高価な「家具」です。SNSの映えではなく、自分の料理の頻度とスタイルを基準に選んでください。
よくある質問
Q.アイランドキッチンは憧れますが、やめた方がいいですか?
A.四方から使える開放感の代わりに、①左右に通路が要るため広い面積が必要、②油はね・においが広がる、③手元が丸見えで常に片付けが必要、という代償があります。開放感と現実のバランスなら、片側が壁に付くペニンシュラ型が失敗の少ない多数派です。
Q.ショールームには行くべきですか?
A.必ず行くべきです。高さ・引き出しの使い勝手・天板の質感は実物でしかわかりません。行く前に「標準仕様のシリーズ名とグレード」を会社に確認し、標準品を基準に見学すると、オプション膨張を防げます。
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