ニッチ(飾り棚・リモコンニッチ)とは
にっちかざりだなりもこんにっち
壁の厚みを利用したくぼみ収納。低コストで暮らしと見た目が整う。
ニッチは、壁の厚み(約10cm)を彫り込んで作る「くぼみ」です。飾り棚・リモコン集約・小物置き——出っ張らない収納として、1か所1〜3万円で暮らしと見た目が同時に整う、新築ならではの小技の代表格です。
四大定番ニッチ
- リモコンニッチ: 給湯・床暖・インターホン・スイッチ類を1か所に集約(スイッチ位置の項参照)。壁面から出っ張らず、リビングがすっきり。マグネット下地やコンセントを仕込むと充電ステーションにも
- 玄関の飾りニッチ: 花・季節の小物の定位置。間接照明を仕込むと帰宅のたびに絵になります
- トイレニッチ: ペーパーストック・消臭剤の置き場。狭い空間ほど「出っ張らない」価値が大きい
- 洗面・キッチンニッチ: 歯ブラシ・調味料など、毎日使う小物の指定席
作れる壁・作れない壁
- 作れる: 内部の間仕切り壁(壁厚を借りるだけ)
- 原則不可: 外壁(断熱材が入っている)・耐力壁(構造壁)・配管配線の通り道——「どこでも彫れる」わけではありません
- だから間取り確定後の早いタイミングで希望を伝えるのが正解(壁の中が決まる前に)
設計のコツ
- サイズと奥行き: 壁厚ニッチの奥行きは8〜10cm。飾るもの・置くものの実寸から幅と高さを決める
- 数の節度: あちこちに作ると壁がうるさくなります。「用途の言えるニッチだけ」が上品な使い方
- 内部の仕上げ(アクセントクロス・木板・タイル)+ピクチャーライトや棚下照明で、数万円の造作が空間の見せ場になります
大工事ではないのに満足度が高い——ニッチは「新築時に頼まないと一生作らない」類の造作です。打ち合わせ中盤、壁が決まる前のひと声をお忘れなく。
よくある質問
Q.ニッチはどこに作るのが定番ですか?
A.①リモコン・スイッチ類を集約する「リモコンニッチ」(キッチン横・リビング入口)、②玄関の飾りニッチ、③トイレの小物置き、④洗面の歯ブラシニッチ、が四大定番です。1か所1〜3万円程度で、実用と見た目が同時に整います。
Q.ニッチが作れない壁はありますか?
A.あります。外壁(断熱材が入る)・耐力壁(構造上の壁)・配管配線の通る壁には原則作れません。ニッチは「内部の間仕切り壁の厚みを借りる」手法なので、間取り確定後の早い段階で希望位置を伝えるのが確実です。
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