現場監督(施工管理)と工事監理とは
げんばかんとくせこうかんり
工事を管理する2つの役割。「かんり」と「かんり」の違い。
現場監督(施工管理)は、あなたの家の工事現場を仕切る責任者です。職人の手配・工程管理・品質チェック・安全管理を一手に担い、率直に言えば家の出来栄えは監督の力量で変わります。同じ会社でも「当たりの現場」と「そうでない現場」が生まれる理由がここにあります。
「施工管理」と「工事監理」は別物
- 施工管理(現場監督): 施工会社の社員として、工事を段取りどおり進める役。読みは「かんり」
- 工事監理(監理者): 建築士が施主側の立場で、図面どおり施工されているかをチェックする役。建築確認申請書に記載されます
- 多くの住宅会社では監理も自社の建築士が兼ねるため、第三者性は限定的。気になる場合は第三者監理(ホームインスペクション)を入れる選択肢もあります
監督の質を見抜くポイント
- 担当棟数: 1人で5棟以下なら良好。10棟超は巡回頻度が下がりがち
- 工程表: 着工時に詳細な工程表が出てくるか。「天気次第です」だけの会社は管理が粗い
- 記録: 検査・是正の記録を写真で残し、共有してくれるか
施主にできる関係づくり
- 最初に連絡ルールを決める: 「質問はメールでまとめて」「週1回の写真報告」など、仕組みにするとお互いに楽になります
- 現場に時々顔を出す: 見られている現場は締まります。行く際は監督経由で(安全と職人の段取りのため)
- 気になったことは遠慮なく、ただし監督を通して職人へ。直接の指示出しは現場を混乱させます
- 良い仕事には「ありがとうございます」を。敬意は品質に還ります
監督は家づくりのもう一人の主役です。契約前に「うちの現場は誰が見るのか」まで質問できれば、会社選びは一段深くなります。
よくある質問
Q.現場監督が忙しそうで質問しにくいです
A.質問・連絡はメールやアプリ(会社の連絡ツール)でまとめて送るのがお互いに楽です。「週1回、写真付きで進捗報告をもらえますか」と最初に頼んでおくと、コミュニケーションが仕組み化されて安心です。
Q.監督の当たり外れはどう見抜けばいいですか?
A.契約前に「監督1人あたりの担当棟数」を聞いてください。5棟以下なら目が届きやすく、10棟以上だと巡回が薄くなりがちです。加えて、契約後の顔合わせで工程表の説明が具体的か、連絡ルールを決めてくれるかが実力のサインです。
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