気密測定とは
きみつそくてい
完成前に家のすき間(C値)を実測する検査。実施の有無が会社選びの指標。
気密測定は、専用の送風機で家の中の空気を吸い出し、家にどれだけすき間があるか(C値)を実測する検査です。断熱性能(UA値)が図面上の計算で出るのに対し、気密は実測でしか確かめられません。「気密測定を全棟やっているか」は、住宅会社の施工品質を見抜く最も簡単で確実な質問です。
測定の仕組み
- 窓・換気口を閉じて目張りし、送風機(減圧法)で室内の空気を排出
- 室内外の気圧差と風量から、家全体のすき間面積を算出
- その場でC値が数字で出ます(所要1〜2時間)
いつ測るかが重要
- 中間測定(断熱・気密工事の完了後、壁を閉じる前): 悪い結果ならその場で手直しできる。最も価値のあるタイミング
- 完成測定: 最終性能の証明になるが、悪くても直しにくい
- 理想は中間+完成の2回。最低でも中間1回を実施する会社を選びたいところです
会社選びでの質問テンプレート
- 「気密測定は全棟実施ですか? 希望者だけですか?」(全棟実施=品質管理に組み込まれている証拠)
- 「直近10棟の平均C値はいくつですか?」(1棟の自慢値でなく平均を聞く)
- 「測定は中間ですか、完成時ですか?」
施主としての活用
標準実施でない会社でも、オプション(5〜8万円程度)で依頼できることがあります。測定を嫌がる会社は、その理由を考えてみてください——結果に自信がある会社は、むしろ喜んで測ります。測定日に立ち会えば、自分の家の品質を自分の目で確認できる、家づくり屈指の納得イベントになります。
よくある質問
Q.気密測定はいくらかかりますか?
A.外部委託で5〜8万円程度です。標準で全棟実施する会社なら価格に込み。オプション扱いの会社でも、この金額で施工品質の実証が買えるなら安い投資です。
Q.測定に立ち会えますか?
A.多くの会社で立ち会い可能です。目張りをして機械を回し、その場でC値が出る様子は施主として見る価値があります。日程が決まったら「立ち会いたい」と伝えておきましょう。
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