角地(かどち)とは
かどち
二方向道路の人気区画。建ぺい率緩和と、外構費・視線のトレードオフ。
角地は、二方向が道路に接する区画です。分譲地で最初に売れる人気者——日当たり・開放感・接道の良さという実利は確かですが、価格プレミア(1〜2割高)と隠れたコストもセットです。「角地=正解」と思考停止せず、光と代償を天秤にかけましょう。
角地の実利
- 日当たり・開放感: 二面が道路=隣家に塞がれない面が2つ。将来も光が保証されやすい
- 建ぺい率の緩和: 指定角地なら+10%(自治体の指定条件による)。同じ土地面積で大きく建てられる
- 設計の自由度: 玄関・駐車場の取り方が2方向から選べ、旗竿地とは対極の使いやすさ
- 資産価値: 需要が厚く、売却時も強い
角地の代償
- 価格: 同じ分譲地の中間区画より1〜2割高
- 外構費が増える: 道路に接する2面はフェンス・植栽などの「顔」を作る範囲が倍。外構予算+50〜100万円を見込む
- 視線と音: 二方向からの歩行者・車の視線。カーテンを開けられない角地リビングは本末転倒——窓の高さ・型ガラス・目隠しの設計が必須です
- 隅切り: 角の一部が道路扱いになり、使える面積が少し減る
- 交差点の車の音・ヘッドライト、ゴミ集積所や電柱が寄りやすい、といった細部も現地で確認を
選び方の実務
- どの二面かが本体: 南東角は最強ですが最高値。北側+東側の角は「価格控えめ+日当たりは設計で確保」の狙い目
- 交通量の多い道路との角は、静けさと安全(子どもの飛び出し)で減点評価を
- 角地の魅力を最大化するのは外構と窓の設計力です。「角地に慣れた会社か」も見学会で実例を聞いてみましょう
よくある質問
Q.角地はやはり買いですか?
A.日当たり・開放感・建ぺい率緩和という実利は本物ですが、価格は1〜2割高く、外構費増・視線・車の騒音という代償もあります。「角地だから良い」ではなく、「その角地の2面の道路がどんな道路か」(交通量・向き)で個別判断するのが正解です。
Q.角地の建ぺい率緩和とは何ですか?
A.特定行政庁が指定する角地では建ぺい率が10%加算されます(60%→70%など)。同じ広さでも一回り大きな家が建てられる実利ですが、指定条件(道路幅員・隅切りなど)は自治体ごとに違うため、その土地が対象かは役所で確認が必要です。
あわせて読みたい用語
マイホームスターターでは、年収から総予算を逆算して、土地・建物・諸費用の バランスを無料でシミュレーションできます。
無料で総予算をシミュレーションする