建ぺい率とは
けんぺいりつ
土地の広さに対して、建物を建てられる面積の割合。
建ぺい率は、土地を真上から見たときに「敷地面積のうち何%まで建物で覆ってよいか」を定めたルールです。例えば建ぺい率60%の土地50坪なら、建物の1階部分(建築面積)は最大30坪まで。用途地域ごとに30〜80%の範囲で定められています。
なぜこんなルールがあるの?
建物同士の間に空間を確保し、日当たり・風通し・火災時の延焼防止を守るためです。建ぺい率の低い地域(30〜40%)はゆったりした高級住宅地に多く、高い地域(80%)は商業地に近い便利な場所に多い、という傾向があります。
土地探しでの実践的な使い方
- 必要な土地面積の逆算: 1階に18坪(建坪)必要な家なら、建ぺい率60%の土地では 18÷0.6=30坪が建物に必要。駐車場2台(約9坪)と庭を足すと約45坪の土地が要る——という計算ができます(当サイトのシミュレーターSTEP3はこの計算を自動で行います)
- 「広さ」だけで土地を選ばない: 同じ50坪でも建ぺい率40%と60%では建てられる家が全く違います
- 緩和の知識: 角地は+10%の緩和がある自治体が多く、防火地域内の耐火建築物にも緩和があります
容積率とセットで覚える
建ぺい率が「真上から見た広がり」の制限なのに対し、容積率は「延床面積の合計」の制限です。この2つで、その土地に建てられる家のボリュームが決まります。土地の広告では必ず並んで書かれているので、セットで確認する習慣をつけましょう。
よくある質問
Q.建ぺい率はどこで調べられますか?
A.自治体の都市計画図(Webの都市計画情報システム)で誰でも無料で確認できます。不動産広告や重要事項説明書にも必ず記載されます。
Q.建ぺい率をオーバーするとどうなりますか?
A.建築確認が通らないため、原則そのような家は建てられません。既存の家がオーバーしている場合は違法建築(または既存不適格)となり、住宅ローンや売却に支障が出ます。
Q.カーポートは建ぺい率に入りますか?
A.柱と屋根があるため原則は建築面積に算入されます。ただし一定の開放性があるものは端から1mを除外できる緩和があります。後付けで無申請のケースが多い実態がありますが、法的にはグレーです。
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