宅内LAN・情報コンセントとは
たくないらん
Wi-Fiを家中に届かせるための配線計画。新築時が最安。
宅内LAN・情報コンセントは、「家中どこでもネットが速い」を配線で作る計画です。Wi-Fi時代でも有線の価値は健在——壁の中の配線・空配管は新築時が最安で最美。在宅勤務が当たり前になった今、電気配線と同格で計画すべきインフラです。
なぜ配線が要るのか(Wi-Fiの限界)
- Wi-Fiは距離と壁で減衰します。ルーターが1階の端なら、2階の対角の部屋は遅い——鉄骨・吹き抜け・浴室の位置でも変わります
- 解決の本命は「電波を飛ばす場所を増やす」こと: 各階の最適位置にアクセスポイント(メッシュWi-Fi親機)を有線で置くのが最強構成です
- オンライン会議・授業・ゲーム・大容量転送は、有線の安定性(遅延・干渉なし)が今も別格
新築時の基本セット
- 情報分電盤(弱電盤): 光回線の引き込み・ルーター・ハブを収める箱。収納内・洗面上部などに
- 配線ルート: ①→リビングTV裏(テレビ・レコーダー・ゲーム機)②→書斎・ワークスペース③→2階ホール/寝室(アクセスポイント用)——この3ルートが最小構成
- CD管(空配管): ケーブルを通す管だけ仕込む方式。将来の規格変更(LANの高速化・光配線)にも管なら対応可能——「配線は最小限・配管は多めに」が賢い設計です
- 規格はCat6A以上を指定(数百円/mの差で10Gbps対応)
あわせて計画するもの
- テレビ受信との統合(次項参照): アンテナ/光テレビの分配も情報分電盤で一元化
- Wi-Fiの死角対策: 鉄骨・3階建て・離れ・ガレージは特に有線バックボーンが効きます
- 屋外カメラ・インターホンのネットワーク化(それぞれ別項)も配線計画に乗せると美しい
費用は基本セットで3〜8万円程度。「ネットが遅い家」を後から直すコストと手間を考えれば、新築時の数万円は最も割の良い先行投資のひとつです。電気打ち合わせの日に、「LANと空配管の計画もお願いします」の一言を。
よくある質問
Q.Wi-Fiがあれば有線LANは不要ではないですか?
A.Wi-Fiだけだと「ルーターから遠い部屋・階が遅い」問題が残ります。新築の正解は「情報分電盤から各階・主要部屋へ空配管(CD管)+LAN配線」を仕込み、ルーターやメッシュWi-Fiの親機を最適な場所に置ける状態にすることです。在宅勤務・オンライン授業・ゲームは有線の安定性が今も別格です。
Q.最低限どこに配線・配管しておくべきですか?
A.①情報分電盤(回線の引き込み口)→リビングのテレビ裏、②→書斎・ワークスペース、③→2階ホールか各寝室(Wi-Fi中継の親機用)、の3ルートが基本セットです。配線せずとも空配管だけ通しておけば、将来の規格変更にも対応できます。
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