書斎・ワークスペースとは
わーくすぺーすざいたくきんむ
在宅ワーク時代の定番。個室型とオープン型で向き不向きが違う。
ワークスペース(在宅勤務スペース)は、「家が職場を兼ねる時代」の新しい標準部屋です。設計の本体は広さではなく「音・視線・ネット」の3条件——Web会議の頻度から逆算すると、わが家に必要な形が決まります。
3条件から考える
- 音: 会議の声が家族に聞こえる/生活音が会議に入る——双方向の問題です。毎日会議があるなら扉のある個室(2〜3畳で十分)が正解
- 視線: 背後が映る位置・家族の動線との交差は集中を削ります。壁を背にするレイアウトが基本です
- ネット: 有線LANの口を1つ——Wi-Fi頼みの会議は不安定の元です(宅内LANの項参照)
型のカタログ
- 個室型(2〜3畳): 会議・集中に最強。窓と空調(個室は夏冬の温度が課題)を忘れずに
- 半個室型: 寝室・ホールの一角+袖壁や引き戸——「こもれるが閉じない」バランス型です
- オープン型: リビング・ダイニング横のカウンター(スタディコーナーの項参照)——集中作業向き。会議日は寝室へ退避、の運用併用が現実的です
- 夫婦同時在宅の日があるなら、「会議がかぶる日」に備えて居場所を2つ(個室+カウンター等)
設計の実務
- 造作カウンター(奥行60cm・幅120cm/人)+可動棚が定番(造作家具の項参照)。コンセントはデスク上に4口(PC・モニター・充電・照明)
- 空調・照明: 個室型はエアコンか通風計画を。手元照明と顔が暗く映らない照明(会議映え)も小さな実務です
- 「仕事の終わり」を作る意味でも、寝る場所と働く場所は分けるのが理想——リビングの片隅でも「専用の席」があるだけで、仕事と暮らしの切り替えは大きく変わります。
よくある質問
Q.在宅勤務のワークスペースはどれくらいの広さが必要ですか?
A.デスクワーク主体なら1.5〜2畳(奥行60cm×幅120cmのデスク+椅子の引きしろ)で成立します。Web会議が多い仕事は「背景と音」の条件が加わるため、個室(2〜3畳)か扉付きの半個室が快適です。広さより「集中できる環境(音・視線・ネット)」が本体です。
Q.個室の書斎とオープンなワークスペース、どちらがいいですか?
A.Web会議の頻度で決まります。毎日会議があるなら扉のある個室(音の出入りを遮断)、集中作業中心ならリビング横や寝室の一角のオープン型で十分。夫婦2人が同時に在宅勤務する日があるなら「会議がかぶる日」を想定して2つの居場所を用意してください。
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