相見積もりとは
あいみつもり
同じ条件で複数の会社から見積もりを取って比べること。
相見積もりは、同じ条件を複数の会社に伝えて見積もりを取り、比較することです。定価のない注文住宅では、相場を知る唯一の方法であり、適正価格を引き出す最強の交渉材料でもあります。ただし「やり方」を間違えると、安かろう悪かろうを選ぶ罠になります。
相見積もりの正しい手順
- ① 条件を揃える: 延床面積・間取りの要望・性能(断熱/耐震等級)・設備グレードを同じ内容で各社に伝える。条件が違う見積もりは比較になりません
- ② 総額で比べる: 本体価格でなく「本体+付帯+諸費用」の総額。含まれない項目は自分で足す
- ③ 内訳の粒度も評価する: 詳細な内訳を出す会社は、契約後の追加費用も出にくい傾向。「一式」だらけは黄色信号
やってはいけない相見積もり
- A社の見積書をB社に渡して「これより安く」: 仕様を微妙に落とした「見かけの最安値」が返ってくるだけ。会社との信頼関係も損なう
- 値段だけで決める: 100万円の差は、断熱材・構造材・保証内容の差かもしれません。「なぜ安いのか」を説明してもらう
- 間取り案を無料で描かせて他社で建てる: 設計には本来コストがかかっています。マナー違反はまわり回って自分の不利益に
断り方
選ばなかった会社には、早めに・理由を添えて断りを入れるのが誠実です。「予算と提案内容から◯◯社に決めました」で十分。しつこい引き止めをする会社なら、断って正解だったということです。
よくある質問
Q.何社から見積もりを取るのがいいですか?
A.本命2〜3社が現実的です。1社では相場がわからず、5社以上は打ち合わせ負担で判断力が落ちます。最初に5〜6社を資料・見学会でふるいにかけ、見積もり依頼は絞ってから、が効率的です。
Q.相見積もりしていることは各社に伝えるべき?
A.伝えて問題ありません。むしろ「2社で検討しています」と伝えた方が、各社は最初から本気の提案・価格を出してきます。ただし他社の見積書をそのまま見せて「これより安くして」は、仕様を削った見かけの安値を招くのでおすすめしません。
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