引き渡し・施主検査とは
ひきわたしとせしゅけんさ
完成した家を確認して受け取る、家づくりの最終段階。
引き渡しは、完成した家を確認して鍵と書類を受け取り、残金を支払う家づくりの最終ステップです。その直前に行う施主検査(内覧会)は、不具合を「タダで直してもらえる」最後で最大のチャンス。ここの段取りで、入居後の満足度が大きく変わります。
施主検査のポイント
- 時間を確保: 30分で流す会社もありますが、2時間は必要。日中の明るい時間帯に
- 持ち物: スマホ(写真)、水平器アプリ、マスキングテープ(指摘箇所に貼る)、図面・仕様書、懐中電灯
- 見るところ: 傷・汚れだけでなく、図面との照合(コンセント位置・建具の向き)、全部の窓とドアの開閉、水を実際に流す、床のきしみ・傾き
- 指摘はリスト化して双方で共有。「是正完了→再確認→引き渡し」の順番を崩さない
引き渡し当日にやること
- 書類一式の受け取り: 保証書、設備の取扱説明書、検査済証、性能評価書、鍵。書類リストは別項参照
- 設備の使い方説明: 給湯器・換気システム・分電盤の位置は全員で把握
- 残金の支払い・登記: ローン実行と同日が一般的
入居後の備え
- 引き渡し日から各種保証期間がスタートします。保証書の起算日と条件を確認
- 構造と雨漏りは法律で10年保証が義務。定期点検(半年・1年・2年)は不具合を無償で直す機会なので必ず受ける
- 入居翌年は住宅ローン控除の確定申告を忘れずに
「引き渡しを急がされて検査が形だけになった」が典型的な後悔です。工期が押していても、検査と是正の時間だけは譲らないでください。
よくある質問
Q.施主検査で指摘した箇所は直してもらえますか?
A.はい、是正工事は引き渡し前に完了させるのが原則です。指摘箇所は写真+リストで文書化し、「是正完了の確認後に引き渡し(残金支払い)」の順番を守ることが交渉力の源泉になります。
Q.引き渡し後に不具合を見つけたらどうなりますか?
A.構造耐力上主要な部分と雨漏りは法律で10年間の保証(瑕疵担保責任)が義務付けられています。その他の不具合も契約不適合責任やアフターサービス基準で対応されるので、気づいたら早めに文書で連絡しましょう。
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