家を売るときの流れ(基礎知識)とは
いえをうるときのながれ
査定→媒介契約→売り出し→引き渡し。建てる前に知ると家の価値観が変わる。
家を売るときの流れを「建てる前」に知っておく——これは遠回りに見えて、家の価値観そのものを整える近道です。売却は「査定→媒介契約→売り出し→契約→引き渡し」の3〜6か月。仕組みを知ると、「売れる家」の条件も「売る日の段取り」も、今日の設計判断に活きてきます。
流れの全体像
- ① 査定(無料): 複数社(2〜3社)に依頼。高すぎる査定で釣る会社もあるため、根拠(近隣成約事例)を聞くのが見極めです
- ② 媒介契約: 専任媒介(1社に任せる・報告義務あり)か一般媒介(複数社並行)を選択
- ③ 売り出し〜内覧: 価格戦略と第一印象(片付け・明るさ)が勝負。住宅履歴・性能証明が武器になるのはこの場面です(それぞれ別項)
- ④ 売買契約→引き渡し: 手付金受領→残代金決済と同時にローン完済+抵当権抹消+所有権移転。仲介手数料(価格の3%+6万円)はここで(別項参照)
住み替えの段取り問題
- 売り先行: 資金が確定してから買える(安全)が、仮住まいが必要に
- 買い先行: 住みながら探せるが、売却が長引くと二重ローンのリスク
- 資金力と市場の強さで選ぶ——「わが家はどちら向きか」を査定段階で仲介会社と設計するのが実務です
「建てる前」に活きる知識
- 残債より高く売れるか(担保割れ)が売却の自由度を決める——借りすぎない設計は将来の選択肢でもあります(オーバーローンの項参照)
- 性能証明・点検記録・図面一式は売却時の交渉力——今日の書類保管が10年後の数十万円になります
- 売却には譲渡所得の3,000万円特別控除など税の知識も絡みます。実際に売る際は、税理士・仲介への早めの相談を
家は「住む資産」であると同時に「いつか動かす資産」。出口の流れを知って建てる人は、入口の判断も自然と筋が良くなります。
よくある質問
Q.売却の流れと期間はどれくらいですか?
A.査定→媒介契約→売り出し→内覧→売買契約→引き渡し、で3〜6か月が標準です。住み替えの場合は「売り先行(資金確定・仮住まい要)」か「買い先行(二重ローンリスク)」かの段取り設計が最大の論点になります。
Q.ローンが残っている家でも売れますか?
A.売れます。売却代金でローンを完済し、抵当権を抹消して引き渡すのが標準の流れです。ただし売却価格が残債を下回る(担保割れ)場合は、差額を自己資金で埋める必要があります。まず「残債と査定額の比較」から始めてください。
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