室内物干し金物(ホスクリーン・ホシ姫サマ)とは
しつないものほしかなものほすくりーん
天井・壁に付ける物干し。位置と本数を洗濯動線とセットで設計。
室内物干し金物は、天井や壁に常設する「消える物干し」です(ホスクリーン・ホシ姫サマが二大定番)。突っ張り棒や床置きスタンドの生活感・不安定さから卒業し、使う時だけ現れて、使わない時は消える——室内干しが標準になった時代の、新築必須級の小物です。
タイプと価格感
- 着脱式(ホスクリーン型): 天井の受け金具にポールを差し込む方式。使わない時はポールを外して完全に消える。1組数千円+竿で最安・最普及
- 昇降式(ホシ姫サマ型): 竿ごと天井に収納され、紐や電動で昇降。高い位置で干して、取り込みは目の高さという使い勝手が魅力(電動は数万円)
- ワイヤー式(pid等): 壁から壁へワイヤーを張る方式。見た目最小・耐荷重は控えめ
- いずれも天井・壁の下地補強が必須(濡れた洗濯物は10〜20kg。壁下地の項参照)
設置場所の設計
- 本命: ランドリールーム・脱衣室(別項参照): 洗う→干すがゼロ距離。換気・除湿とセットで「乾く部屋」に
- サブ: 寝室・2階ホール: 夜干し→朝収納の動線・加湿を兼ねる冬の運用も
- 風の当たる位置に: エアコン・除湿機・サーキュレーターの風があるかないかで乾燥時間は倍違います。コンセント位置とセットで計画を(電気打ち合わせの項参照)
- 本数は「洗濯1回分が全部掛かる長さ」から逆算(4人家族で竿2本が目安)
乾燥機時代の位置づけ
乾太くん・ドラム式乾燥(それぞれ別項)を導入しても、乾燥機に入れられない衣類(おしゃれ着・制服・シワ嫌いのシャツ)は必ず残ります。「乾燥機が主役+物干し金物が控え」の二段構えが、現代の洗濯動線の完成形——数千円の金物は、その最後のピースです。
よくある質問
Q.ホスクリーンとホシ姫サマの違いは何ですか?
A.どちらも室内物干しの定番商品名です。ホスクリーン(川口技研)は着脱式のポール+竿のシンプル構成が主力、ホシ姫サマ(パナソニック)は竿が昇降する(手動・電動)タイプが特徴。「使わない時に消せる」度合いと価格(数千円〜電動数万円)で選びます。
Q.室内物干しはどこに付けるべきですか?
A.第一候補はランドリールーム・脱衣室(洗濯機の近く)、第二候補は寝室・2階ホール(夜干して朝しまう動線)です。「濡れた洗濯物を持って歩く距離」が最短になる場所が正解。エアコンや除湿機の風が当たる位置だと乾きが段違いです。
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