シックハウス対策(F☆☆☆☆)とは
しっくはうすたいさく
建材の化学物質対策。現在は規制済みだが、家具と換気も重要。
シックハウス対策は、建材などから放散される化学物質による健康影響を防ぐ取り組みです。2003年の法規制で状況は激変——F☆☆☆☆建材と24時間換気の義務化により、現在の新築の基礎的な安全性は制度で担保されています。その上で「敏感な家族がいる場合の上乗せ」を知っておきましょう。
制度が守っている基礎ライン
- F☆☆☆☆(エフフォースター): ホルムアルデヒド放散の最少等級。現在の住宅建材の事実上の標準です
- 24時間換気の義務化(別項参照): 2時間で全室の空気が入れ替わる設計——「換気を止めない」ことが、制度の前提です
- この2本柱で、かつてのような深刻なシックハウスは激減しました
それでも配慮したいケース
- 化学物質過敏・アレルギー体質の家族: 感受性は個人差が大きい領域です。上乗せの選択肢——自然素材(無垢材・漆喰。別項参照)・接着剤の少ない工法・施工後の養生期間(入居前に換気しながら数週間置く)
- 持ち込み品由来: 新しい家具・カーテン・防虫剤も放散源になります。新調品は開封・陰干ししてから搬入する知恵も(入居前リストの項参照)
- 気になるにおいの正体を会社に確認する(建材か、接着剤か、一時的なものか)
実務の心得
- 「24時間換気を止めない」——それが最大のシックハウス対策です(冬も止めない。換気の項参照)
- 入居直後は換気を強めに・こまめな通風を(竣工直後が放散のピーク)
- 調湿建材(エコカラット等。別項参照)・空気清浄機は補助として
現在の家づくりでは「怖がる」より「換気を正しく使う」が本題。制度の上に、わが家の体質に合わせたひと工夫を載せてください。
よくある質問
Q.今の新築でもシックハウスの心配はありますか?
A.2003年の法規制(F☆☆☆☆建材の普及・24時間換気の義務化)以降、かつてのような深刻な事例は激減しました。ただし化学物質への感受性は個人差が大きく、家具・カーテン等の持ち込み品由来のケースもあります。敏感な体質の家族がいる場合は、自然素材や入居前の換気期間などの上乗せ対策を検討してください。
Q.F☆☆☆☆(エフフォースター)とは何ですか?
A.建材のホルムアルデヒド放散量の等級で、星4つが最上位(放散が最少)です。現在の住宅用建材はF☆☆☆☆が事実上の標準で、これ以外は使用面積の制限があります。「うちはF☆☆☆☆ですか?」の確認は、現在ではほぼ形式的なものになっています。
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