認定低炭素住宅とは
にんていていたんそじゅうたく
省エネ基準を上回るエコ住宅の認定。ローン控除と金利で優遇。
認定低炭素住宅は、「二酸化炭素の排出を抑えた住宅」として市町村の認定を受けた家です。位置づけとしては長期優良住宅の「省エネ特化版」——耐震などの要件がない分ハードルが低く、省エネ性の高い家なら比較的取りやすい認定です。税制・ローンの優遇の「回収装置」として検討価値があります。
認定の要件(概要)
- 省エネ性能: ZEH水準の断熱(等級5)+一次エネルギー消費量▲20%が基本ライン
- 低炭素化の措置: 節水設備・HEMS・再エネ(太陽光)などから所定の選択、または再エネ+省エネで実質的な基準を満たす構成
- 市街化区域等での建築が対象。着工前の申請が必須です(申請費用10〜30万円程度・会社の代行費込み)
主なメリット
- 住宅ローン控除: 借入限度額が最上位区分(長期優良と同じ枠)——控除総額で数十万円の差になり得ます
- 登録免許税の軽減・フラット35の金利優遇(別項参照)
- 容積率の緩和: 省エネ設備(蓄電池等)の面積が延床から除外される独自の利点
- 補助金の要件・加算に絡むことも(年度の制度次第。補助金の項参照)
長期優良住宅との使い分け
- 長期優良(別項参照): 耐震等級3・劣化対策・点検計画まで求められる「総合認定」。固定資産税の軽減延長・地震保険割引まで付くフルパッケージ
- 低炭素: 省エネ要件が中心の「軽量版」。耐震等級の要件がないため、認定コストが抑えめ
- どちらも取れる仕様なら長期優良が有利なことが多い——「御社の標準仕様なら、どちらの認定がいくらで取れますか?」と両にらみで見積もりを
制度の細部は年度改正で動きます。契約前に最新の要件・優遇を会社と確認——性能の高い家を建てるなら、認定は「取れるのに取らないのはもったいない」部類の制度です。
よくある質問
Q.低炭素住宅と長期優良住宅、どちらを取ればいいですか?
A.優遇の手厚さ(固定資産税の軽減延長・地震保険割引など)では長期優良住宅が上位互換に近い存在です。低炭素は耐震等級の要件がなく認定のハードルが低い分、申請費用も抑えめ。会社の標準仕様がどちらの要件を満たしやすいかで、費用対効果を比較してもらいましょう。
Q.低炭素住宅のメリットは何ですか?
A.住宅ローン控除の借入限度額が上位区分になる(長期優良と同枠)、登録免許税の軽減、フラット35の金利優遇、容積率の緩和(省エネ設備分)が主なメリットです。省エネ性の高い家を建てるなら、申請費用(10〜30万円)を回収しやすい制度です。
あわせて読みたい用語
マイホームスターターでは、年収から総予算を逆算して、土地・建物・諸費用の バランスを無料でシミュレーションできます。
無料で総予算をシミュレーションする