都市ガスとプロパンガスとは
としがすとぷろぱんがす
ガスの2方式。プロパンは料金が高め、地域によっては選択肢なし。
都市ガスとプロパンガス(LPガス)は、家のエネルギー構成と光熱費を左右する2つのガスです。決定的な違いは料金(プロパンは1.5〜2倍)と料金制度(プロパンは自由料金)——土地選びの段階で「どちらの地域か」を知ることが、光熱費設計の第一歩です。
2つのガスの違い
- 都市ガス: 地下の導管で供給。公共料金的で安定・割安。導管エリアでしか使えません
- プロパン(LP): ボンベ配送でどこでも使える。自由料金制で業者間の差が大きく、平均的には都市ガスの1.5〜2倍。災害復旧は早い(個別供給)という利点も
家づくりへの影響
- プロパン地域 → オール電化が基本有利(エコキュートの項参照): 給湯・調理を電気に寄せれば、プロパンの割高を回避できます
- 都市ガス地域 → 好みで選べる: オール電化とガス併用は僅差。乾太くん・ガスコンロの魅力で併用を選ぶ合理性も十分(それぞれ別項参照)
- 土地の広告の「ガス: 個別プロパン」は、月々の光熱費に効く情報として読んでください
プロパンで賢く付き合う
- 業者は選べる・交渉できる: 自由料金制の裏返しで、相見積もり・切り替えで単価が下がることも。料金透明化の流れ(標準料金の公表)も進んでいます
- 無償貸与契約に注意: 「配管・給湯器を無償で設置」は、長期契約の縛り+割高な単価で回収される構図が一般的。新築時の契約条件(縛りの年数・解約時の精算)は必ず書面確認を
- 集中プロパン(小規模導管)の分譲地は業者変更が難しいことも——土地契約前の確認事項です
エネルギーの選択は「コンロの好み」でなく「地域のガス種別→給湯→調理」の順で決めるのが正しい流れ。わが家の土地はどちらの地域か——まずそこから始めてください。
よくある質問
Q.プロパンガスは都市ガスよりどれくらい高いですか?
A.同じ使用量で1.5〜2倍の料金になるのが一般的です(自由料金制で業者差も大)。年間では数万円の差になるため、プロパン地域ではオール電化が有利になりやすい、という構図の根拠になっています。
Q.プロパン地域でガス併用を選ぶ意味はありますか?
A.あります。①乾太くん・ガスコンロなどガス設備への強い希望、②業者の選択と料金交渉(自由料金なので相見積もりで下がる)、③配管・給湯器の無償貸与契約の条件次第、で合理性は変わります。ただし「無償貸与」は長期の縛りと割高料金のセットが多いため、契約条件の確認が必須です。
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