給湯器の種類(エコキュート・エコジョーズ)とは
きゅうとうきのしゅるい
お湯を作る設備の選択肢。エネルギー種別とセットで決まる。
給湯器は、家庭のエネルギー消費の約3割を占める「お湯」を作る心臓部です。選択は実質、家のエネルギー構成(オール電化かガス併用か)とセットで決まります。エコキュートとエコジョーズの二大主流を軸に、寿命と交換費まで含めて考えましょう。
二大主流の比較
- エコキュート(電気・ヒートポンプ式): 空気の熱でお湯を作りタンクに貯める。給湯コストが最安クラス、太陽光との相性抜群。初期40〜70万円。タンクの設置スペースと水圧(高圧型で解消)が検討点(詳細は別項)
- エコジョーズ(高効率ガス給湯器): 排熱回収で効率を高めたガス給湯器。瞬間式なので湯切れなし・水圧強い・省スペース。初期20〜35万円と手頃。ランニングはガス単価次第(プロパンでは不利)
その他の選択肢
- エコワン(ハイブリッド): 電気+ガスのいいとこ取りで効率最高。ただし本体が高価で、回収試算が前提
- エネファーム(燃料電池): 発電+給湯。初期費用が大きく、光熱費だけでの回収は難しめ
- 石油給湯器: 寒冷地の選択肢
選び方の手順
- ① エネルギー構成を決める: プロパン地域→オール電化(エコキュート)が基本有利。都市ガス地域→僅差なので、太陽光の有無・コンロの好み(IH/ガス)・乾太くんの採用などで総合判断
- ② 家族人数とお湯の使い方: 大家族・入浴時間バラバラ→タンク容量に余裕を。湯切れが不安ならエコジョーズの瞬間式も魅力
- ③ 置き場所: タンク+ヒートポンプの騒音・スペース(隣家の寝室側を避ける)は設計段階で(室外機の項参照)
忘れてはいけない「2巡目」のコスト
給湯器の寿命は10〜15年。35年住めば2回の交換(エコキュートなら計80〜120万円)が来ます。維持費計画に組み込み、交換時は「その時点の最新機種・補助金」で再選択を——初回の選択に一生縛られる設備ではありません。
よくある質問
Q.給湯器は何年もちますか? 交換費用は?
A.エコキュート・エコジョーズとも寿命は10〜15年が目安です。交換費用はエコキュートで40〜60万円、エコジョーズで20〜35万円。住宅の維持費計画に「15年目前後の給湯器交換」を必ず入れておきましょう。
Q.エコワンやエネファームはどうなのですか?
A.エコワン(ガス+ヒートポンプのハイブリッド)は効率最高クラスですが本体が高価、エネファーム(燃料電池)は発電もできる代わりに初期費用がさらに高く、経済性の回収は条件次第です。標準的な家庭ではエコキュートかエコジョーズの二択で考え、提案されたら回収年数の試算を出してもらいましょう。
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