つなぎ融資とは
つなぎゆうし
住宅ローン実行前に必要な支払いを立て替える一時的な借入。
つなぎ融資は、住宅ローンが実行される前に必要な支払いを一時的に立て替える借入です。注文住宅特有の資金ギャップ——「住宅ローンは家の完成時に実行されるのに、土地代・着工金・上棟金はそれより前に払う」——を埋めるための橋渡しで、注文住宅の資金計画の隠れた登場人物です。
なぜ必要になるのか(支払いの時系列)
- 土地代: 契約から1〜2か月で決済 ←家はまだ建っていない
- 着工金(工事費の約3割): 着工時
- 中間金(約3割): 上棟時
- 最終金(約3〜4割): 引き渡し時 ←住宅ローンはここで実行
つまり最終金以外は、ローン実行前に現金が要る構造。自己資金で払えない分を、つなぎ融資が立て替えます。
コストと仕組み
- 金利は2〜4%程度(住宅ローンよりかなり高い)を日割りで払う
- 事務手数料・印紙代が別途。総コストは20〜50万円程度が相場感
- 引き渡し時に住宅ローンが実行され、つなぎ融資を一括返済して終了
節約の選択肢
- 分割実行: 住宅ローン自体を複数回に分けて実行できる銀行なら、つなぎ融資自体が不要になり低金利が最初から適用される。銀行選びの重要な比較点です
- 土地先行融資: 土地分を先に本ローンとして実行する方式
- ネット銀行は金利が低い一方、つなぎ融資非対応のことがあり、提携つなぎ融資の別途手配が必要な場合も
実践アドバイス
銀行を金利だけで選ぶと「つなぎ非対応で結局高くつく」ことがあります。注文住宅では「金利+つなぎ/分割実行の仕組み+手数料」の総額で銀行を比較してください。住宅会社の提携ローン担当は、この段取りに慣れているので相談する価値があります。
よくある質問
Q.つなぎ融資の費用はいくらくらいかかりますか?
A.金利2〜4%(日割り)+事務手数料で、合計20〜50万円程度になるのが一般的です。土地代の立て替え期間が長いほど利息が増えるため、着工までの期間を短くする段取りも節約になります。
Q.つなぎ融資を使わない方法はありますか?
A.①分割実行(本ローンを複数回に分けて実行)できる銀行を選ぶ、②自己資金で中間金まで賄う、③土地先行融資を使う、の3つが代表策です。分割実行は本ローンの低金利が適用されるため、対応銀行なら第一候補になります。
あわせて読みたい用語
マイホームスターターでは、年収から総予算を逆算して、土地・建物・諸費用の バランスを無料でシミュレーションできます。
無料で総予算をシミュレーションする