内窓(二重サッシ)とは
うちまどにじゅうさっし
騒音と寒さの後付け最強解。新築では「最初から樹脂サッシ」が基本。
内窓(二重サッシ)は、既存の窓の内側にもう一つ窓を付ける手法です。窓と窓の間の空気層が断熱・防音の壁になる——リフォームの世界では「最強の費用対効果」と呼ばれる定番ですが、新築では立ち位置が変わります。正しい使いどころを整理しましょう。
内窓の実力
- 断熱: 古いアルミ単板ガラスの家なら、窓の断熱性能が数倍に。窓際の寒さ・結露が体感で変わります
- 防音: 空気層+ガラス2重の構成は、サッシ交換より防音に効くことも多い。交通騒音・楽器対策の定番
- 費用と手軽さ: 1窓数万円〜、工事は1窓1時間程度。断熱リフォーム補助金の定番対象(年度の制度確認を)
新築での立ち位置
- 新築は最初から樹脂サッシ+ペア/トリプルが本筋。後から内窓を足す前提の設計は本末転倒です
- 例外は防音の強化: 幹線道路・線路・空港近くでは「高性能サッシ+内窓」の二重構成が最終兵器。寝室だけ、という部分採用も合理的
- 楽器室・シアタールームの計画があるなら、設計段階から内窓(または防音サッシ)を織り込む
実家・中古リノベでの活用
- 中古+リノベの断熱改修では、窓交換より安く・早く・確実な第一手(別項参照)
- 実家の寒さ対策・ヒートショック予防としても、リビング・寝室・脱衣室の3か所だけで生活の質が変わります
- 賃貸でも導入できる簡易タイプもあり
注意点
- 開閉が2回になる手間(毎日開ける窓は要検討)、掃除の面も2倍に
- 既存窓の室内側に十分な枠の奥行きが必要(現地調査で確認)
- 効果を最大化するなら、内窓のガラスをLow-E複層にするグレード選択も。「どの部屋の・何の悩みを解決したいか」から逆算すれば、内窓は小さな投資で大きく効く優等生です。
よくある質問
Q.新築でも内窓を付ける意味はありますか?
A.新築は最初から樹脂サッシ+ペア/トリプルにするのが本筋で、内窓は基本的に不要です。例外は「幹線道路・線路沿いの防音強化」で、高性能サッシ+内窓の二重構成は防音の最終兵器になります。
Q.実家の寒さ対策に内窓は効きますか?
A.非常に効きます。窓が古い家ほど効果が大きく、1窓数万円〜・工事1時間で、体感できる断熱・結露改善が得られます。断熱リフォームの補助金の定番対象でもあるため、実施前に最新の補助制度を確認してください。
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