火災保険・地震保険とは
かさいほけんじしんほけん
住宅ローンの必須条件になる保険。地震保険は火災保険とセット。
火災保険は、住宅ローンを組む際に事実上必須となる、家と家財の保険です。名前は「火災」ですが、実際には風災・水災・盗難・破損まで守備範囲を選べる総合保険。そして重要なのは、地震による損害は火災保険では一切出ないこと——地震保険は別途セットで入る仕組みです。
補償の構造(選ぶのは3層)
- ① 建物と家財: 建物だけでなく家財(家具・家電・衣類)も対象にするか。家財は300〜1,000万円の設定が一般的
- ② 補償範囲: 火災・落雷・破裂爆発(基本)+風災・雹災・雪災+水災+盗難・水漏れ+破損汚損。範囲を広げるほど保険料は上がる——ハザードマップと照らして取捨選択するのが賢い設計です
- ③ 地震保険: 火災保険にセットで付帯(単独加入不可)。建物は火災保険金額の30〜50%まで
保険料の相場と節約
- 新築戸建てで5年契約15〜40万円が目安(構造・地域・補償範囲で大きく変動)
- 省令準耐火構造なら保険料が半額近くになることも——建物仕様の段階で効く節約です
- 相見積もりで1〜3割変わります。銀行・住宅会社の勧める1社で即決しない
- 免責金額(自己負担)を設定すると保険料が下がる
加入タイミングと注意
- 引き渡し日から補償開始になるよう、1か月前には検討開始を(ローン実行の条件になります)
- 契約は最長5年。更新ごとに料率は改定される(近年は値上がり傾向)
- 台風・雹などの被災時は請求漏れが多発します。「これは対象?」と思ったらまず保険会社へ。写真記録が武器になります
地震保険を付けるかどうかは論点が多いため、「地震保険は入るべきか」の項で詳しく解説しています。
よくある質問
Q.火災保険はどこで入っても同じですか?
A.補償内容が同じでも保険料は会社で1〜3割違います。住宅会社や銀行に勧められた1社で決めず、一括見積もりで2〜3社比較しましょう。数万円単位の差が出るのが普通です。
Q.水災補償は外して安くしてもいいですか?
A.ハザードマップで浸水想定のない高台なら外す選択もあり得ますが、内水氾濫(下水があふれる浸水)は想定区域外でも起きます。外すなら「保険料の差額」と「立地のリスク」を見比べて、意識的に判断してください。
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