年収の何倍まで借りていい?(年収倍率)とは
ねんしゅうばいりつ
銀行は8〜10倍まで貸すが、安全圏は5〜7倍。倍率より返済率で見る。
年収倍率は「住宅ローンの借入額が年収の何倍か」というシンプルな指標です。「年収の5倍まで」という昔の常識は低金利で崩れ、いまは銀行が8〜10倍を貸すことも珍しくありません。だからこそ、「借りられる額」と「返せる額」の差が過去最大に開いています。
目安の整理(額面年収ベース)
- 〜5倍: かなり保守的。教育費・老後資金と余裕で両立
- 5〜7倍: 現実的な安全圏。多くの家庭のバランスライン
- 7〜8倍: 共働き継続・支出管理が前提の頑張りゾーン
- 8倍〜: 銀行は貸しますが、生活は銀行が保証してくれません
倍率だけで決めてはいけない理由
同じ年収600万円でも、家庭によって安全な借入額は全く違います。
- 子ども2人の教育費予定がある家庭と、いない家庭
- 車が2台必須の地方と、不要な都市部
- 親の援助がある/ない、退職金がある/ない
倍率は入口のふるいに使い、最終判断は「毎月の返済額が手取りの25%以内か」(返済負担率)で行うのが正しい順番です。
実践: 自分の上限を3分で出す
- ① 額面年収 × 7 = 借入の上限目安
- ② 手取り月収 × 25% = 月々返済の上限
- ③ ②から逆算した借入額(月1万円≒350万円)と①の小さい方があなたの安全圏
当サイトのシミュレーターは、この計算に加えて教育費・老後資金の積み立て余力まで含めた「返せる額」を自動算出します。
よくある質問
Q.年収の何倍まで借りるのが安全ですか?
A.銀行は8〜10倍まで貸すことがありますが、安全圏は5〜7倍です。年収600万円なら3,000〜4,200万円。ただし倍率はあくまで入口の目安で、最終判断は毎月の返済額が手取りの25%以内に収まるかで行いましょう。
Q.世帯年収で考えてもいいですか?
A.共働きの収入合算で借入額は増やせますが、育休・時短・転職で世帯収入が減っても返済額は変わりません。「1人の年収の7倍以内」または「2人でも生活費を引いた余力で払える額」など、保守的な基準を1つ持つことをおすすめします。
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