頭金(自己資金)とは
あたまきん
住宅ローンを使わずに、貯金などから支払うお金。
頭金は、家づくりの費用のうち住宅ローンを使わずに自己資金から支払うお金です。頭金が多いほど借入額が減り、毎月の返済と総利息が軽くなります。ただし「頭金は多いほど良い」と思い込むのは危険です。
頭金を入れるメリット
- 借入額が減り、総利息が減る(1,000万円の頭金で35年・1%なら利息約190万円の節約)
- 銀行によっては頭金1〜2割で金利優遇が受けられる
- 借入額が物件価値を下回り、売却・住み替えの自由度が上がる
それでも「全部頭金」が危険な理由
- 生活防衛資金(生活費6か月分)を失うと、病気・失職時に家計が即座に破綻する
- 教育費・車の買い替えなど、数年内の大型出費を低金利の住宅ローンより高い金利(カードローン等)で借りる羽目になったら本末転倒
- 住宅ローンには団信(生命保険)が付くため、低金利下では「借りて手元に残す」合理性もある
実践的な決め方(3ステップ)
- ① 生活防衛資金と5年内の大型出費を「残すお金」として確保する
- ② 残った貯蓄から、引っ越し・家具家電・諸費用の現金分を取り分ける
- ③ それでも余る分を頭金に入れる——「余力を頭金に」が正しい順番です
親からの援助を頭金にする場合は、贈与税の非課税特例(要申告)を必ず確認しましょう。
よくある質問
Q.頭金はいくら用意すべきですか?
A.かつての定説は物件価格の2割でしたが、低金利の現在は絶対条件ではありません。それより「生活防衛資金(生活費6か月分)+教育費を残せるか」で考えるのが安全です。手元に残す額を先に決め、残りを頭金にする順番がおすすめです。
Q.頭金なしでも家は建てられますか?
A.可能です(フルローン)。ただし金利優遇が薄くなる銀行があること、売却時に残債が残りやすいことは理解しておきましょう。詳しくは「頭金なし(フルローン)はありか」の項をご覧ください。
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