予算オーバーの原因あるあるとは
よさんおーばーのげんいんあるある
オーバーは「起きるもの」。原因を知って最初から余白を設計する。
予算オーバーは、注文住宅では「起きるかも」ではなく「起きるもの」です。経験者調査では過半数が当初予算を超過し、平均超過額は数百万円。原因は毎回同じ顔ぶれなので、最初から織り込んで設計することで被害を最小化できます。
オーバーの定番原因
- オプションの積み上げ: 打ち合わせのたびに+5万、+10万。気づけば100〜300万円(最多原因)
- 本体価格しか見ていなかった: 付帯工事・諸費用の2〜3割を見落として最初から数百万ショート
- 地盤改良: 調査は契約後のため、50〜150万円が後から確定する構造的な伏兵
- 外構の後回し: 建物に予算を使い切り、外構(相場は建物の1割)が「砂利のまま」に
- 照明・カーテン・家具家電: 新居に合わせて新調すると100〜200万円
- 土地の想定外: 造成・擁壁・インフラ引き込み・古家解体
最初からできる防衛策
- 予備費5〜7%を先に取り分ける(使わなければ勝ち)
- 欲しいオプションは契約前に見積もりへ入れる(契約後は割高)
- 変更は累計増減表でリアルタイムに管理(まとめて請求で青ざめるのを防ぐ)
- 地盤改良は最悪ケース(150万円)で予算取りしておく
オーバーしたときの削り方(効く順)
- ① 面積を削る: 1坪で50〜90万円。廊下の圧縮・部屋の兼用が最も効く
- ② 形を単純に: 凹凸の多い外形・複雑な屋根をシンプルに
- ③ 後施工できるものを先送り: 外構の一部・造作家具・照明は入居後にゆっくり
- ④ 触ってはいけない場所: 断熱・耐震・窓・構造。ここを削ると一生後悔がリフォーム不能で残ります
「削る順番」を夫婦で共有しておくと、オーバー時に感情的にならず対処できます。
よくある質問
Q.予算オーバーしたら何から削ればいいですか?
A.効果が大きい順に①延床面積の圧縮(1坪=50〜90万円)、②形状の単純化(総二階・凹凸を減らす)、③水回りのグレード(使用感の差が小さい)、④入居後に後施工できるもの(外構・照明・造作)の先送り。断熱・耐震・窓など後から変えられない性能は最後まで守りましょう。
Q.予備費はいくら取っておくべきですか?
A.総予算の5〜7%(3,500万円なら150〜250万円)が目安です。地盤改良・変更工事・外構の増額など、使い道は必ず現れます。使わなければ繰り上げ返済や家具に回せばよいので、「余ったら儲け」の枠として最初から確保してください。
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