家にかかる税金一覧(取得時・保有時)とは
いえにかかるぜいきんいちらん
買うとき4種類、持っている間2種類。軽減措置でかなり減らせる。
家にかかる税金は、「買うとき」に4種類、「持っている間」に2種類——この6つで全体像が掴めます。金額だけ見ると身構えますが、住宅には軽減措置が幾重にも用意されており、正しく使えば取得時の税負担は大きく圧縮できます。一覧で整理しましょう。
買うときの税金(4種類)
- 印紙税: 契約書に貼る印紙。売買・請負契約で各1〜3万円(軽減後)。電子契約なら不要になる場合も
- 登録免許税: 登記にかかる税。所有権・抵当権の登記で数万〜十数万円(住宅は軽減税率あり)
- 不動産取得税: 取得後数か月で通知が来る県税。新築住宅は控除が大きく、実質0円〜数万円になることが多い。ただし軽減の申告が必要な自治体あり——通知が来たら放置せず軽減を確認
- 消費税: 建物にかかる(土地は非課税)。価格表示に含まれているため意識しにくいが最大の税負担
持っている間の税金(2種類)
- 固定資産税: 年10〜18万円規模。新築軽減が3年(長期優良5年)で切れて上がる点に注意(別項で詳説)
- 都市計画税: 市街化区域のみ。固定資産税とセットで通知
戻ってくる・減らせる制度
- 住宅ローン控除: 年末残高の0.7%を最大13年——実は取得時の税金を合計しても、控除の還付の方が大きい家庭が多数派です
- 贈与の非課税特例・相続時精算課税(援助を受ける場合)
- 長期優良・低炭素・GX住宅は各税でさらに優遇
実務の心得
- 取得時の税は諸費用の一部として資金計画に(合計20〜40万円目安)
- 「申告しないと受けられない優遇」(不動産取得税の軽減・ローン控除初年度)を取りこぼさない
- 納税通知の時期(不動産取得税=取得後数か月、固定資産税=毎年4〜6月)をカレンダーに入れておくと、家計が驚きません
よくある質問
Q.新築でかかる税金は全部でいくらぐらいですか?
A.取得時の税金(印紙税・登録免許税・不動産取得税)は軽減適用で合計20〜40万円程度が目安です。加えて毎年の固定資産税等が年10〜18万円。住宅ローン控除の還付(年20万円前後)を含めると、当初10年強は「戻ってくる税金の方が大きい」家庭も多くなります。
Q.税金の軽減は自動で適用されますか?
A.半分は自動、半分は手続きが必要です。登録免許税の軽減は登記時に司法書士が処理、固定資産税の新築軽減は自動が基本。一方、不動産取得税の軽減は自治体への申告が必要な場合が多く、住宅ローン控除は初年度の確定申告が必須です。「申告しないと受けられない優遇」の存在を覚えておいてください。
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