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全館空調とは

ぜんかんくうちょう

家全体を1つのシステムで空調する方式。家の性能が大前提。

全館空調は、家全体を1つのシステムで冷暖房・換気する方式です。廊下も脱衣室もトイレも同じ温度——ヒートショックと無縁の暮らしが叶う一方、「家の性能が伴わないと電気代の怪物になる」設備でもあります。導入判断の順番を間違えないことが何より重要です。

仕組みと魅力

導入前に知るべき現実

「エアコン1〜2台で全館快適」という対抗馬

断熱等級6以上+間取りの工夫(吹き抜け・床下エアコン等)なら、普及品のエアコン1〜2台で全館空調に近い環境が作れます(別項「エアコン1台で全館空調」参照)。設備がシンプルな分、故障リスクと更新費で有利です。

判断の順番

①まず断熱・気密に投資 → ②その性能で「エアコン少数台方式」と「全館空調」を比較 → ③温度ムラのなさ・見た目・フィルタ性能に価値を感じるなら全館空調へ。設備で性能不足を補う順番だけは避けてください

よくある質問

Q.全館空調の電気代は高いですか?

A.高断熱の家なら月1〜2万円台に収まる例が多く、「各部屋エアコンをこまめに消す」家と大差ない水準になり得ます。逆に断熱が弱い家で全館空調を入れると電気代は跳ね上がります。電気代は設備でなく家の性能で決まる、が本質です。

Q.壊れたときが心配です

A.1台のシステムに全館を依存するため、故障時は全館停止になります。メンテナンス契約の内容・修理体制・更新費用(15年前後で数十万〜100万円超)を導入前に確認してください。「エアコン数台+高断熱」なら故障リスクが分散できる、という比較視点も持ちましょう。

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