ボーナス払いは使うべきかとは
ぼーなすばらいはつかうべきか
原則は「なし」が安全。使うなら月々の補助輪ではなく繰り上げ原資に。
ボーナス払いは、年2回のボーナス月に返済を上乗せして、月々の返済額を軽く見せる仕組みです。結論から言えば、原則「使わない」が安全。理由は単純で、ボーナスは会社の業績次第で減る・消えるからです。35年間、勤務先の業績に住宅ローンを連動させるのは、家計設計として筋が悪いのです。
仕組みの正体
- 借入額の一部(上限は4〜5割の銀行が多い)をボーナス返済分に振り分ける
- 例: 3,500万円・35年・1%で、ボーナス分1,000万円 → 月々7.1万円+ボーナス月+8.5万円
- 総返済額はほぼ同じ。月々が軽く「見える」だけ——そしてこの見た目が、借りすぎの入口になります
ボーナス払いのリスク
- ボーナスは保証されていない: 業績悪化・転職・独立で減額/消滅。返済額は変わりません
- 転職の自由度を下げる(ボーナスの厚い会社に縛られる)
- ボーナスの使途(教育費・旅行・繰り上げ原資)を先取りで固定してしまう
正しいボーナスの使い方
- 月々だけで返せる借入額に抑える(手取り月収の25%以内)
- ボーナスは貯蓄→余裕があれば繰り上げ返済へ。同じお金でも「約束された返済」と「任意の繰り上げ」では家計の自由度が段違いです
- どうしても使うなら総返済の1〜2割までに抑え、「ボーナスゼロでも半年は耐えられる」貯蓄とセットで
すでに使っている人へ
返済条件の変更(ボーナス払い廃止・減額)は多くの銀行で可能です(審査・手数料あり)。ボーナスカットが起きてからでは選択肢が狭まるため、不安を感じた時点で銀行に相談を。借り換えのタイミングで見直すのも手です。
ボーナス払いを勧められたら、「月々だけで払える金額まで借入を下げる」が正しい対案です。見た目の軽さに、35年を賭けないでください。
よくある質問
Q.ボーナス払いを使うと総返済額は変わりますか?
A.同じ借入額・金利・期間なら、総返済額はほぼ変わりません(わずかに減る程度)。ボーナス払いは「得する仕組み」ではなく「月々の見た目を軽くする配分の仕組み」です。月々が軽く見える分、借りすぎの入口になりやすい点が本当のリスクです。
Q.すでにボーナス払いで組んでいます。やめられますか?
A.多くの銀行で、返済条件の変更(ボーナス払いの取りやめ・減額)を受け付けています(手数料数千円〜、審査あり)。ボーナス減で苦しくなる前に、早めに銀行へ相談してください。
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