美装(引き渡し前クリーニング)と養生とは
びそうひきわたしまえくりーにんぐ
工事の最後の仕上げ。養生の丁寧さは会社の品質管理の鏡。
美装(引き渡し前クリーニング)は、工事の痕跡を消して「新築のきれいさ」に仕上げる専門清掃です。地味な工程ですが、施主検査(別項)との順番・養生の品質と絡む、引き渡し品質の最終仕上げ——工程表の終盤で見るべきポイントを知っておきましょう。
美装で行われること
- 養生撤去: 床・建具を守っていた保護材・テープを剥がす
- 全体クリーニング: 窓・サッシの溝・水回り・床——工事粉塵と糊跡の除去。ハウスクリーニングの新築版です
- ワックス・コーティング(仕様による。フロアコーティングは別契約の世界。別項参照)
施主が知るべき2つのポイント
- ① 施主検査は美装後に: 養生の下の床傷・粉だらけの窓では検査になりません。「検査は美装完了後」が原則——工程が押した場合も、美装後の再確認をセットで(施主検査の項参照)
- ② 養生の品質が美装の負担を決める: 工事中の養生が丁寧な現場は、美装後の仕上がりも良い——現場見学時の「養生の掛け方」は品質のバロメーターです(現場監督の項参照)
引き渡し後との接続
- 美装は「工事の汚れ」を落とす清掃で、入居前の予防処置(防カビ・保護)とは別物です——入居前にやることリスト(別項)は美装後のバトンと考えて
- 美装後に発見した傷は、遠慮なく指摘を(この段階の補修が最もスムーズです)
- 引き渡し直前の現場に土足で入らないなどの配慮も、美しい引き渡しへの参加です
「最後にきれいにして渡す」は当たり前のようで、検査の順番と養生の文化が絡む品質工程。工程表(別項)で「美装→施主検査→是正→引き渡し」の並びになっているか——この確認だけしておけば十分です。
よくある質問
Q.美装とは何ですか?
A.引き渡し前に行う専門業者によるクリーニングです(養生撤去→全体清掃→ワックス等)。工事の粉塵・糊・保護テープの跡を除去し「新築のきれいさ」に仕上げる工程で、見積もりに「美装工事」として計上されています。
Q.施主検査は美装の前と後、どちらでやるべきですか?
A.美装後が原則です。養生や汚れで隠れていた傷・不具合は、美装後でないと見つけられません。工程が押して「美装前に検査を」と言われた場合は、美装後の再確認の機会を必ず設けてもらいましょう。
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