団信加入後の生命保険の見直しとは
だんしんかにゅうごのせいめいほけんのみなおし
住宅ローン=大きな死亡保障。保険の重複を削ると家計が軽くなる。
団信加入後の生命保険の見直しは、家を建てた人だけができる家計改善です。団信は「ローン残高分の死亡保障」つまり数千万円の生命保険——これに気づかず従来の保険を続けると、保障がだぶつき、保険料を二重払いすることに。家が建ったら保険を見直すは、繰り上げ返済より確実なリターンです。
団信で何が変わったのか
- 契約者に万一のことがあればローンが消え、家が残る(団信の項参照)
- つまり遺族の生活費のうち「住居費」が保障済みになった——賃貸時代に「遺族の家賃×年数」で設計した死亡保障は、その分まるごと過剰です
見直しの手順
- ① 必要保障額を再計算: 遺族の生活費(住居費を除く)+教育費 −(遺族年金+配偶者の収入+貯蓄)。住居費が消えるだけで、必要額は数千万円下がる家庭が普通です
- ② 死亡保障を圧縮: 収入保障保険(月◯万円型)への切り替え・減額が定番。月5千〜1万円の保険料減=35年で200〜400万円の家計改善に
- ③ 医療・就業不能系の整理: がん団信・疾病保障を付けた場合は、民間のがん保険・就業不能保険との重複も整理対象(前項参照)
- ④ 順番を守る: 新しい保険の成立を確認してから古い保険を解約(無保険期間を作らない)
注意点
- 共働き・ペアローンはそれぞれの団信とそれぞれの保障で設計(一方が亡くなっても他方のローンは残る——ペアローンの項参照)
- 団信は「ローンを返すと保障も減っていく」逓減型の保障。子が小さい時期は収入保障保険で厚みを足す設計が好相性です
- 火災・地震保険(物の保障)とは別の話。あちらは別項で
家づくりの総仕上げは、保険証券を並べて1時間の棚卸し。誰にも売り込まれない、確実に家計が軽くなる時間です。
よくある質問
Q.団信に入ったら生命保険はいくら減らせますか?
A.遺族の住居費を賄う目的だった死亡保障が丸ごと不要になります。例えば「遺族の家賃25年分=3,000万円」を見込んでいた保障は、団信で家が残るため削減対象に。月5千〜1万円の保険料圧縮になる家庭が多く、35年では200〜400万円規模の見直し効果です。
Q.見直しのタイミングはいつがいいですか?
A.ローン実行(団信加入)が確定した引き渡し前後がベストです。あわせて子の成長・貯蓄の増加も反映して保障額を再計算すると、過剰保障が一気に整理できます。新しい保険に入り直す場合は、古い保険の解約は新契約の成立後に。
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