別途工事費とは
べっとこうじひ
本体価格に含まれない工事費の総称。見積もり比較の落とし穴。
別途工事費は、「本体価格に含まれない工事」の総称です。相場は本体価格の15〜25%——2,500万円の家なら400〜600万円にもなる大きな塊なのに、広告の価格には出てきません。「本体は安かったのに総額は高かった」の正体は、ほぼこの別途工事費です。
別途工事の定番リスト
- 屋外給排水工事(30〜80万円): 敷地内の水道・下水を建物につなぐ。前面道路からの引き込みが必要ならさらに増
- ガス引き込み(0〜30万円)/浄化槽設置(該当地域は80〜120万円)
- 地盤改良(0〜150万円): 調査後に確定する変動枠(別項参照)
- 外構工事(100〜300万円): 駐車場・フェンス・アプローチ(別項参照)
- 照明・カーテン・エアコン(50〜150万円): 「建物に付いてくる」と思いがちな三点セット
- 解体・造成・高低差の擁壁(該当する土地のみ。数十万〜数百万円)
会社比較での落とし穴
- 「本体に含む範囲」が会社ごとに違う: A社は照明込み・B社は別途——本体価格の比較は範囲を揃えないと無意味です
- 質問テンプレート: 「御社の見積もりで、別途扱いになる工事をすべてリストでください」——このリストの正直さが会社の見積もり文化です
- 相見積もりは「本体+別途+諸費用」の実質総額で並べる(概算見積もりの項参照)
賢い付き合い方
- 資金計画では最初から本体×1.2〜1.25で総額を見込む
- 外構・カーテン・エアコン・アンテナは分離発注(自分で手配)で1〜3割安くなる余地あり。手間との相談で
- 「別途」は悪ではなく、見えているかどうかが問題です。最初から全部見える化してくれる会社は、それだけで信頼に値します
よくある質問
Q.別途工事費は総額でいくらぐらいですか?
A.本体価格の15〜25%が目安です(本体2,500万円なら400〜600万円)。内訳は屋外給排水・ガス引き込み・地盤改良・外構・照明カーテンエアコンなど。会社によって「本体に含む範囲」が違うため、金額より先に「何が別途か」のリストを確認するのが重要です。
Q.別途工事は住宅会社に頼まず自分で手配できますか?
A.外構・カーテン・エアコン・アンテナは分離発注(施主手配)しやすく、1〜3割安くなることも。一方、屋外給排水・ガス引き込みは建物工事と一体性が高く、住宅会社経由が無難です。保証の切り分けだけ確認しておきましょう。
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