住宅性能表示制度とは
じゅうたくせいのうひょうじせいど
耐震・断熱などを第三者が等級で評価する国の制度。
住宅性能表示制度は、家の性能(耐震・断熱・劣化対策など10分野)を第三者機関が等級で評価する国の制度です。「耐震等級3」「断熱等級6」という数字の公式な発行元がここ——つまり、この用語集で何度も登場した等級たちに「第三者のお墨付き」を与える制度です。
制度の仕組み
- 設計性能評価: 図面段階で性能を評価(等級の認定)
- 建設性能評価: 施工中に現場検査(4回程度)を行い、図面どおり作られたかを確認——第三者検査としての価値も大きい
- 評価するのは国に登録された第三者機関。費用は両方で15〜30万円程度です
評価書があると何が得か
- 地震保険の割引の証明: 耐震等級3で50%割引は、評価書(等級の証明)があって初めて適用されます(別項参照)
- 売却時の性能証明: 「高性能です」を第三者の書面で示せる——中古市場で性能が評価される時代の資産防衛です(資産価値の項参照)
- 紛争処理の支援: 評価書付き住宅は、住宅紛争審査会(1万円)を利用できる特典も
- フラット35・補助金の要件確認と書類が重なるため、手続きの相乗りも効きます
「等級◯相当」に注意
- 「相当」=自己申告。第三者確認がなく、保険割引にも証明にも使えません
- 会社への質問はシンプルに: 「その等級は、性能評価書(または長期優良認定)で証明されますか?」——ここで答えが曖昧なら、等級の実態も曖昧です
取るかどうかの判断
- 長期優良住宅の認定(別項)を取るなら、性能の証明はそちらでも担保されます(重複の整理を会社と)
- 認定を取らない場合でも、耐震等級3の家なら評価書の価値大(保険割引だけで回収圏)
- 数字で性能を語る家づくりの「裏付けの仕組み」として、見積もり段階で費用と合わせて確認してください。
よくある質問
Q.性能評価書は取るべきですか? 費用はいくらですか?
A.設計評価+建設評価で15〜30万円程度です。①耐震等級3の証明で地震保険50%割引、②売却時の性能証明、③建設評価は施工中の第三者検査を兼ねる、と実利は多く、性能の高い家ほど回収しやすい投資です。長期優良住宅の認定と重なる部分もあるため、どちらを取るかは会社と整理を。
Q.「耐震等級3相当」と評価書付きの等級3は何が違うのですか?
A.「相当」は自己申告で、第三者の確認がありません。地震保険の割引にも売却時の証明にも使えず、法的な裏付けの重みが全く違います。等級を語る会社には「性能評価書は取れますか?」と確認するのが定石です。
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